UXと再現性

○UXの再現性
UXデザインで求められることは、良い体験の形成とその体験を再現可能な形にデザインすることだろう。
あるものを利用した時に、良い体験ができる人と、悪い体験になる人がいる。良い体験ができるようにデザインすることが求められる。

○何が良い体験か
例えば、ビデオカメラを購入した際には、撮影した映像を上映して楽しむことを期待しているはずだ。ただ、購入後撮影はするものの見返すこともなく、上映することもなく終わってしまうケースが多いと想像できる。これでは良い体験ができたとは言えない。
ある人は撮影した映像を編集し、上映までできるだろう。上映によって視聴者が喜んでくれたり笑ってくれたりしたならばそれは確実に良い体験と言えるだろう。
ただ、購入者全てがこの体験ができるかというとその道のりは遠い。この楽しみを享受できるようなデザインがされていないからと言えるだろう。

○良い体験を提供する仕組み
モバイルデバイスは動画撮影が簡単に行えるだけでなく、編集も簡易で行いやすい。加えてアップロード先もあり容易にみんなに見てもらう環境が用意されている。さらにフィードバックをもらえる仕組みまで整っている。良い体験ができるような仕組みが整っていると言えるだろう。

○まとめ
製品を購入する上で人が求めている体験が何かを知り、その体験を再現できるような仕組みをデザインすることが必要だということだ。

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